仕事、家庭、将来のこと、いろいろ考えることが多くていつのまにかストレスは溜まってしまうもの。
特に30代の方は、家庭を持っているなら、平日仕事で疲れているのに土日は家族サービスして自分の時間が確保できずストレスや、睡眠不足を抱えているのでは?
先輩社員として、部下の育成や、たくさんのタスクこなす方も多いはず。
隙間時間でストレスを発散するために、喫煙している方も多いんじゃないでしょうか。
今回紹介するCBDはタバコの代わりにもなり、ストレス解消、不眠改善と様々な効果が期待できます!
この記事は筆者の実体験をもとにしていることと、下記書籍「CBDのすべて アイリーン・コニェツニー著」を参考にしました。
コニェツニー氏は、American Cannabis Nurses Association(アメリカ医療大麻看護師協会)の会長を務めるCBDの第一人者です。
数十年にわたって患者の苦痛を軽減させる仕事をしてきた公認看護師という経歴の持ち主。
CBDは不安やストレスを改善することから、うつ病などにも効果的とされ、日本で一番を多い疾患は間違いなく「うつ病」です。
現代でこそうつ病はれっきとした病気と診断されるようになってきましたが、昭和、平成初期では世間で、病気という認識すらなかったというから恐ろしいですよね。
今、北米を中心に急速に広がりつつあるCBDを使ったストレス改善法を試して、悩み続ける毎日から解放されて、うつ病対策かつ、心にゆとりのある人生を送りましょう。
CBDってなに?
CBDとは「カンナビジオール」と呼ばれる「大麻草」や「ヘンプ」に含まれる活性化合物のひとつで、総称して「カンナビノイド」と言います。
CBDには精神作用がなく、副作用も一切ありません。
人間をはじめ、多くの生物の体内には、CBDを利用する臓器や器官をもっていて、「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」という体内システムがCBDを利用します。
もちろん、日本国内での使用は違法ではありません。
なぜ「大麻草」由来のCBDは違法じゃないの?
THCという精神作用が含まれないCBDは、「大麻取締法」に該当しないからです。
厚生労働省地方厚生局麻薬取締局では、下記のように記載があります。
CBD製品の大麻非該当性の確認について
大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBD(カンナビジオール)を含有する製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当しませんが、当該製品を輸入する前に、麻薬取締部においてその該否を確認しております。
- 部署:関東信越厚生局麻薬取締部
THCが含まれる製品は日本国内では、使えないということですね。
また、厚生労働省がTHCが検出された製品については、厳しく取り締まっているので、間違ってTHC含有されているCBD製品を買うことは少ないかと思います。
CBDの効果
CBDを使うと、リラックス効果、不安症、うつ病を改善、炎症性疾患、けいれん発作、嘔吐を抑える効果があります。
身体中の「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」が反応し、体内で幸せホルモンの「セロトニン」が分泌されます。
詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。
CBDに副作用はあるの?
身体機能に悪影響を起こすことはない、ということがわかっています。
各国の研究結果によれば、非常に高用量のCBDを使っても身体機能は損なわれません。
2017年頃に行われた科学文献レビューだと、今まで行われた臨床試験(人を対象とした実験)のほとんどが、CBDによる「てんかん」と「精神障害」の治療に関するもので、患者のみに起こる一般的な副作用は、疲労感、下痢、食欲と体重の変化はあります。
患者の体験談として挙げられる副作用は、「めまい」「倦怠感」「眠気」「心拍数が上がる」などが報告されています。
粗悪なCBDオイルを使った人からは、頭痛などの症状が出るようです。
気をつけるとすると、「妊娠中・妊婦の方」は母体、赤ちゃんへの影響を考慮して、摂取は避けた方が良いです。
残念ながら妊娠中や授乳中のCBDの使用に関わる研究結果がほとんどないため、CBDを妊娠中、授乳中に安全に利用できる保証はありません。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、妊娠中や授乳中の女性にCBDやTHC、マリファナの使用を避けるように警告しているので、避けたほうが無難です。
なぜCBDが注目されているの?
世界のCBD市場は、2020年には約28億米ドルとなり、2021年から2027年の予測期間には21.5%以上の健全な成長率が見込まれていて、
日本国内での市場規模も2019年の65億から、2024年には880億円にまで成長するとも言われています。
最近の調査では、アメリカ人の14%(7人に1人)がCBD製品を使っており、そのうち、40%が慢性疼痛の改善のため、20%が抗不安剤として、また11%が不眠症を改善するために使っていると答えています。
世界ドーピング機構(WADA)による禁止薬物のリストからもCBDは削除され、大手薬局チェーンにも製品が並び、CBDオイルを摂った状態でヨガや瞑想をするクラスもあります。
一般的にアメリカではCBD製品を売る薬局のことを「ディスペンサリー」と呼び、急速に普及しています。
なぜ「大麻」は違法とされていたの?
日本では1948年にアメリカGHQによって制定された「大麻取締法」があるからというのは、ご存知の方も多いはず。
では、なぜ制定されたのか。
理由は、戦後まもない日本で「軍国主義」を排除するためだったからです。
大麻と呼ばれる「麻(アサ)」という植物は、日本で古来から神道において、神聖な植物として使用されていました。
結界の意味を持つしめ縄の材料としても使われ、神社のお賽銭箱の上に大きなしめ縄として活躍しています。
麻の栽培自体は「大麻取締法」が制定されるまでは自由に栽培されていましたが、「国家神道=軍国主義」を日本国民から、なくせば戦争も起きないという考えに当時は至ったわけです。
アメリカでの大麻の取締について(長くなるのでオススメが知りたい方は読み飛ばしてください)
アメリカでも長い歴史があり、実は「禁酒法」という法律が大麻の取締強化に結びついています。
「禁酒法」は1920年〜1933年の13年間に渡り、消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律で、
消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止されました。
はじまりは第一次世界大戦ごろに遡り、1917年ごろにアメリカはドイツに宣戦布告したことで、アメリカ国内の大手ビール製造会社のほとんどが、ドイツ系だったこともあり、「ビール=ドイツ=悪」という、イメージがつき、禁酒派を勢いづかせたようです。
そのほか、アメリカ全土に禁酒運動団体があり、「アルコールは家庭や結婚を破壊するもの」と、神に背く行為として、意見を述べる人もいました。
理由の大半は政治的な理由からお酒が禁止になったわけですが、「禁酒法」は失敗でアメリカ国外にお酒を飲み行ったり、マフィアが密造酒を作って、違法なアルコールの売上を通して大金を稼ぎ、民衆は質の悪いアルコールを摂取して病気になったり、結果は散々でした。
話は大麻に戻りますが、禁酒法が制定される前から違法化の動き時代はありました。
製剤の不安定さや、人種差別、拝金主義、権力争いが混じり合って、大麻はやがて違法化されることになります。
19世紀の終わり頃、西欧では、医師は効能が不安定な大麻ではなく、アスピリンのように、化学合成された安定性のある医薬品を好むように。
1906年に「純正食品・薬品法(PureFoodandDrugAct)」が制定されると、ラベル表記の要件が厳しくなり、その結果人々は、多くのティンクチャー(かつて大麻は、喫煙による摂取ではなく、主にお茶、エキス、ティンクチャーという形で治療目的に使われていた)に、アヘンやコカインと並んで大麻が含まれていることを知ります。
こうして大麻が麻薬と結びつけて考えられるようになりました・・・。
アメリカ国内では、1910年にメキシコ革命が始まると、内戦から逃れてアメリカにやってきたメキシコ人たちによって、紙で大麻草の葉と花穂を巻いたものが持ち込まれました。
メキシコ人たちはこれを「マリファナ」と呼んでいました。
すぐに、テキサス州とニューメキシコ州の企業がメキシコから大麻を輸入するようになり、食品店でそれが買えるように。
「マリファナ」は労働者が仕事の緊張を解いてリラックスするのに使われ、酒と違って二日酔いがなく、次の日すっきりと目覚めることができたからです。
やがて、禁酒法が廃止され、1933年以降、連邦麻薬局が設置され、ハリー・J・アンスリンガーが初代局長に任命されました。
アンスリンガーは、海外からのアルコールや麻薬の密輸の阻止に優れた実績を上げていました。
しかし、禁酒法が廃止されてすることがなくなったアンスリンガーには、局に勤める取締官の雇用と政府の年度予算の維持のために次なる標的が必要となりました。
アンスリンガーは、アメリカからすべての薬物をなくすことを使命として掲げることにしました。
そしてその薬物の中に、大麻も含まれていたのです・・・。
以上が、アメリカでの大麻の規制における歴史ですね。
【30代にオススメ】ストレスを劇的に解消するCBD製品3選
CHILLAXY(チラクシー)
CHILLAXY(チラクシー)はベイプ(電子タバコ)やコーヒーがオススメ。
CBD+アロマ成分(テルペン)の相乗効果でリラックス目的で利用する方が多いです。
※テルペンは、植物に香りや風味を与える植物由来の成分のこと
CBDには、「アントラージュ効果」と呼ばれる相乗効果をもたらすことがあり、カンナビノイドに含まれるCBDとその他のカンナビノイド成分をを一緒に摂取することで、より大きな作用が期待できます。
実店舗はCBD専門ショップ&カフェとして横浜・伊勢佐木町にあります。
★おすすめポイント
・オススメ商品のベイプはタバコの代わりに◎
・CBD原料を第三者機関で審査、厚生省の認証も取得しており安心
・SNSとチャットで購入後も相談できる
・デザインが女性向けでおしゃれ
ベイプのスターターキットもあるので初心者の方でもはじめやすいです。
Naturecan(ネイチャーカン)
NATURECAN(ネイチャーカン)は世界的なプロテイン企業であるマイプロテインの創設者の一人、
Andy Duckworth氏によって設立された、CBD製品を取り扱う英国発のグローバル企業です。
主力製品のCBDオイルは濃度が5%〜40%まであり、ラインナップは豊富です。
低い濃度から使い始めて、お好みで濃度を調整するのがオススメ。
★おすすめポイント
・カリフォルニアで初めて認可されたオレゴン州のヘンプ農家のCBDを使用
・7段階の厳格な検査過程を通過した高品質なCBD製品
・ベジタリアンやビーガンフレンドリーな100%植物由来
・人工化合物は一切使用していない
現在日本国内で弊社が取り扱っている製品は主にCBDオイル、ベイプ用CBDリキッド、CBDボディケア、CBDスキンケア、各商品はすべて国内倉庫より1-3営業日で届けています(一部地域を除く)。
HempMeds(ヘンプメッズ)
HempMedsはアメリカではじめてCBDオイルを発売した企業で、 NY証券取引所上場会社を親会社に持つ唯一のCBDの企業。
研究費用も多いので、他ブランドに比べると商品ラインナップが豊富なことも特徴です。
★おすすめポイント
・安全で健康的なCBDを提供するための検査プログラム
・FDA(アメリカ食品医薬品局)、WHO(世界保健機構)、国連でのCBDに関するプレゼンテーション
・CBDの製造、研究に関わる企業、団体への投資や寄
ボディケア製品もあり、シャンプー、コンディショナー、ボディバームなどもあります。
CBDは皮膚からも吸収されるため、肌と髪に栄養を与えて保護する効果もあるので、乾燥した髪や、疲れた頭皮にも最適。
リバイタライジングボディウォッシュ 240ml/20mg CBD配合 【定期購入】
CBD製品の選び方
製品を選ぶ際には、信頼できるメーカーであること、きちんと検査を受けるなどして品質管理されていることを確認することが大切です。
CBD製品選びで気をつけること
・必ず第三者機関である検査ラボのテスト結果をHPなどで確認すること。
・製品ラベルに記載の原材料、CBD含有量、製造年月日などを確認すること。
・ためらわず製造者に問い合わせること。
販売業者が特定できない場合は、ゼッタイ購入しないでください。
検査をしていなかったり、結果をごまかしていたりして、粗悪な製品を流通させている業者もいるので要注意です。
海外の大手ブランドであれば、安心ですが日本国内で知名度が低いものは必ず上記のチェックを心がけるようにしましょう。
そして、ヘンプ由来のCBD製品には大麻草由来の製品と比較して有害物質が多く含まれている、という報告もあります。
ヘンプ由来のCBD製品に対する統一された重金属検査は義務付けられておらず、ユーザが、カドミウム、鉛、ヒ素、あるいは水銀など、どれも深刻な健康被害を与える毒素の含まれた製品を摂取することにもなりかねません。
汚染されていない、責任を持って栽培されたオーガニックなヘンプ、そして大麻草から作られた製品を選ぶことが非常に重要です。
各CBD製品ごとの効果や摂取方法、値段について
ざっくり下記の表にまとめてみました。
まだ日本国内でのブランド、製品数が多くないので値段はかなりバラつきがあります。
あくまで参考程度に。
効果 | 摂取方法 | 値段 | |
CBDオイル | 効き目はゆっくりだが、長時間持続する。 | 舌下投与、舌の下部にCBDオイルを垂らして、30秒~2分程度置いて飲み込む。 | 平均5,000円〜10,000円、濃度が高いほど金額も高くなる。
高濃度だとブランドによるが、平均15,000円〜20,000円。 |
CBDリキッド | すぐに効果を実感できるが、30分〜1時間程度で切れる。 | VAPEなどの電子タバコを使って、吸入摂取する。 | スターターキットなどを買えば、VAPEもついていて、平均7,000円〜10,000円。 |
CBDクリーム(ボディバーム等) | 直接患部に効くが、全身には効果が出にくい。 | 肌に塗る。
痛みの緩和や炎症を抑える。 |
平均6,000円〜10,000円程度。 |
CBDシャンプー・コンディショナー | 酸化ストレスを抑制、頭皮のかゆみ、乾燥や、パサつき、皮脂の過剰分泌を抑える。 | 頭皮に直接シャンプーで流布する。 | 平均3,000円〜5,000円程度。 |
CBD化粧品(化粧水、リップ等) | 効果が出るまで時間はかかるが、抗酸化作用により、ニキビ、シミ、シワに効く。 | 肌や口に塗る。 | 平均5,000円〜10,000円。 |
CBDエディブル(グミ・コーヒー等) | すぐに効果を実感できるが、食べすぎ、飲み過ぎに要注意。 | 食べたり、飲んだり。 | 平均1,000円〜4,000円程度。 |
オススメの摂取方法は、ズバリ、「CBDオイルで舌下投与」です。
体中にCBDが行き渡り、リラックス効果や炎症を抑えたり、さまざまな効果が期待できますし、長時間持続します。
普段、タバコを吸っている方であれば、CBDリキッドを使った電子タバコに切り替えるのは「禁煙法」としても、オススメです。
タバコと違って副作用もありませんし、かつリラックス効果が得られるなんでオドロキですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
CBDについて、なんとなく理解出来ていたら幸いです。
あとは、ご自身で試してみて、お気に入りのブランドと摂取方法を見つけてみることです。
今後の日本国内でのCBDの普及として、課題をあげるとするなら「THC」の医療目的での利用ができないことですね。
日本国内でも研究が進み、「THC」と「CBD」の相乗効果、医療効果が確認され始めて、法改正の検討が始まっていくはずです。
ぜひCBDを使って、ストレスを緩和、QOLを改善して人生100年時代をサバイバルしていきましょう!
本記事をここまで読んでくださった、あなたのお役に立てれば幸いです。