ストレスたまっていませんか?
コロナ渦で思うように外出ができないこともあり、規制が多かった2020年〜2021年。
アメリカのOracleというIT会社が2020年に実施したストレス調査では、世界中の従業員の78%のメンタルヘルスに悪影響が出たという報告があります。
さらに、85%の従業員は仕事でのメンタルヘルスの問題が、家庭生活に悪影響を与えているそうです。
少人数で集ってレジャーを楽しむのもままならないので、いつものストレス発散が実践できない方も多いハズ。
そこで、今アメリカ、カナダ中心に注目されているストレス発散方法の「CBD」の効果と課題について、ご紹介します。
CBDでストレスが緩和されるというのは本当?
結論からいうと、CBDを使うと「個人差はありますが」ストレスが緩和される傾向があります。
科学的にも証明されており、CBD(カンナビジオール)は下記の項目を改善、緩和してくれます。
- 不安感、うつ病
- けいれん発作
- 不眠
- 痛みの軽減
- 気分、悪心と嘔吐の抑制
1998年に発表されたある研究結果では、CBDはビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化物質であることがわかっています。
また、CBDは神経保護物質として、脳と神経系へのダメージを軽減して、新しいニューロンの成長を促します。
さらに、下記のような神経系の病気の予防や進行抑止に役立つ可能性があります。
- てんかん
- ALS
- 多発性硬化症
- 線維筋痛症
- パーキンソン病
オススメのCBD製品はこちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください!
CBDとTHCの違い
CBD(カンナビジオール) | THC(テトラヒドロカンナビノール) | |
主な効果 | うつ、不安、痛み、肌トラブル、不眠症などを改善 | 鎮痛、催眠、食欲増進、抗がん作用 |
精神作用 | ハイにならない(向精神作用がある) | ハイになる(精神活性作用がある) |
日本国内での利用 | 許可(THCが検出されないものに限る) | 禁止 |
CBDの利用はOKです、THCはNGです。ただし、CBDも「THCが検出されないものに限る」といった感じです。
厚生労働省がTHCが検出された製品については、厳しく取り締まっているので、間違ってTHC含有されているCBD製品を買うことは少ないかと思います。
CBDはオイルとして、経口摂取するものから、今やコーヒー豆、ミネラルウォーター、グミ、化粧品に至るまであらゆるものに含まれています。
CBDの健康効果をめぐって、日本国内でも起業家や、製造企業を中心に活発に活動しているので、国内の市場も盛り上がってくるかと思います。
THCでハイになるとどんな感じなの?
「ハイ」な状態は、多幸感、リラックした状態、クラクラする感じ、うっとりした感覚、眠気、時間感覚の歪みなどと表現されます。
「ハイになる」というのは、ネガティブなイメージが付きまとうのですが、実際はTHCが持つ治療効果の1つです。
日本では利用が禁じられていますが、カナダ、アメリカでは医療大麻として、病院や「ディスペンサリー」という大麻の取り扱い専門の薬局で処方、手に入れることができます。
また、THCはエイズ患者の食欲を増進させることが知られており、炎症、アレルギー反応を緩和し、抗がん剤に伴う吐き気や神経痛を防ぐという立派な医療効果を持っているのです。
今後の課題
海外では有効性が認知されているCBDですが、日本でCBDに使う大麻草栽培は禁止されており、国内で流通されているのはすべて輸入品です。
日本では、大麻取締法で医療目的の大麻使用が禁止されているため、THCの利用はできません。
そのため、大麻から抽出した成分で作られた薬の国内販売は出来ず、麻薬は指定薬物ですので、薬の輸入も違法ということになります。
そもそもネガティブなイメージがまだ強いCBDが、普及していくのは少し時間がかかりますが、安眠効果をもたらしたり、不安な気持ちを抑えたりと、効果が確認されていることは事実です。
また、芸能人の紗栄子さんや、ローラさんなども利用していることから、彼らの愛用品をチェックしてみるのもいいかもですね。
今回の記事は、「CBDのすべて」という著書を参考にしています。
「CBD」の効果がわかりやすくまとめてありますし、「大麻」が規制されるまでの歴史もあるので、参考までに。
ちなみに、私は寝る前に「Recalm」という日本国内で流通している製品を利用しています。
寝る前に使っているのですが、朝スッキリ起きれていますので、気になる方は公式サイトをご覧ください。