この記事はこんな方にオススメ
- 仮想通貨投資の基礎知識を身につけたい方
- 仮想通貨の専門用語を知りたい方
- 仮想通貨投資の基礎知識を持っていて投資をしてみたい方

ブックマークしてお使いください!
ぼくが自分で仮想通貨やNFTを買って、投資してみて、思ったことは「とにかく専門用語が多い!」ということ。
基礎知識がないと、迷子になりやすいと思い、特によく目にする用語をまとめてみました!
ぼく自身がこの用語集を開きながら、調べごとをしたいと思うぐらい、重要な用語を凝縮してお伝えします!
新しい用語も随時更新していきます!
基礎知識編
仮想通貨をさわる上で頻出、知っておくべき用語です。
まずは基礎をおさえていきましょう!
ブロックチェーン
ブロックチェーンは4つの技術を組み合わせてできています。
順番に見ていきましょう。
ブロックチェーンを構成するポイント4つ
・暗号化技術
・コンセンサスアルゴリズム
・P2P(ピア・トゥ・ピア)
・DLT(分散型台帳技術)
ブロックチェーンの由来の、「ブロック」には中にデータが入っています。
段ボール箱をイメージしてください。
ビットコインだと、1ブロック(段ボール箱)に4,200件の取引データが入ります、いっぱいになったら箱に封をします。
ビットコインは、ブロックに封をして確定させるまで約10分かかり、これが世界中で取引され、
ビットコインの売買、送金などの取引データを貯めては、ブロックに封をする。
これを繰り返していきます、この一連の作業を前提に4つの技術を紹介します。
暗号化技術
「暗号化」はデータを解読不能な文字列などに変換する技術で、ぼくらがEmailを送るときなどにも使われています。
メールに書いたテキストがそのままインターネットに放たれると、プライベートも守りようがありませんw
これと一緒で、1回ごとの取引(仮想通貨の送金など)の記録が暗号化されます。
コンセンサスアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズム=合意形成、と呼びます。
暗号化されたデータをブロックにしていくとき、確定するために、
「ブロックには正しい情報が入っているか」全員に確認してからブロックの封をします。
全員からOKをもらう「合意形成」の作業を「コンセンサスアルゴリズム」といいます。
ビットコインの「コンセンサスアルゴリズム」をマイニングという作業で行います。
マイニングして、マイナーの人がブロックを作って、ひたすら合意形成を続けて、セキュリティを担保します。
つまり、取引の連続性を保って、過去データの改ざんを防ぐための技術を指します。
P2P(ピア・トゥ・ピア)
合意形成を全員にとるために使われるのがP2Pの技術です。
全員で送金などの取引データが入ったブロックを確認し合って、データをそれぞれが持つことで、
データがなくなることを防ぎます。
これが中央集権方のシステムでは、中央がデータをなくせばデータはそのまま消えてなくなりますが、
P2P技術では、全員がデータを持っているので安心です。
DLT(分散型台帳技術)
Distributed Ledger Technologyの略です。
P2Pで作るデータを台帳として、全員が持っています。
イメージとして、ぼくの預金通帳をみんなでもっている状態ですね。
これはブロックチェーンのデメリットでもありますが、みんながデータを台帳としてもっているので、
データは誰でも見ることができます。
しかし、メリットが非常に大きく「データ改ざん」に強いことです。
1人の大腸が買い換えられていても、ほか全員の台帳は改ざんされてないので、
全員の台帳を一気に改ざんしない限り、意図して改ざんすることはできません。
トランザクション(取引)
トランザクションは暗号資産(仮想通貨)の取引記録のこと。
例えば、ビットコイン(BTC)のトランザクションはマイニングによって承認されます。
マイニングはマイナーによって行われ、トランザクションが不正でないかを検証します。
検証が完了したら、トランザクションはブロックチェーンに刻まれます。
マイニング
トランザクション(取引)プールに溜まった承認済みのビットコインアドレスを、ブロックに詰めていく作業のこと。
トランザクションプールはマイニングする全参加者に公開され、誰でもブロックの中身を確認できる。
ブロックにデータを詰めていく作業には、複雑な計算をして特定の「答え」を導き出す必要があります。
たくさんのマイナーが計算競争をした結果として、報酬に新規ビットコインがもらえます。
取引データを改ざんしようとしても、熾烈な計算クイズをしているので、改ざんするためには、
全マイナーのブロック生成スピードを上回る早さで、すべてのデータを書き換える必要がありますが、
実質それは不可能なため、セキュリティが保たれています。
流動性マイニング
Liquidity Miningと呼ばれる。
まず、ブロックチェーン上の取引所(DEX)で、ユーザーが取引できるように仮想通貨を預けることを「流動性を提供する」という。
流動性を提供するリターンとして、報酬や新規トークンが付与される仕組みのこと。
DeFiプロジェクトがユーザーに無料のトークンを提供すると、
ユーザーを惹きつけ、お金を集めることができる。
ユーザーから見れば、DeFiプロジェクトの人気が上がると、トークンの値上がりが期待できるのでWin-Winの関係が作れる。
Bitcoin(ビットコイン)
ブロックチェーンの技術を使って作られた初の仮想通貨。
ビットコインは、2008年にサトシ・ナカモトという人物が論文で発表した仕組みを使って作られたと言われています。
サトシ・ナカモトは日本人とは限らず未だに正体がわかっていません。
ビットコインは発行主体を持たず、特定の誰かが発行しているわけではありません。
ブロックチェーンによって発行され続け、さまざま取引がマイナーによって、検証、承認されていきます。
イーサリアム(Ethereum)
2013 年、イーサリアムは当時 19 歳のヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称。
このプラットフォームで使われる仮想通貨をイーサ(ETH)と呼びます。
イーサリアムにはビットコインと同様に、マイニングで通貨が発行される Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)が採用されています。
しかし今後は、マイナーの通貨保有量や保有期間に応じてマイニングの難易度を調整する 、
Proof of Stake (プルーフ・オブ・ステーク)への移行が検討されています。
これはイーサリアムのスケーラビリティ(拡張性)に課題があり、1秒間に15件しか処理を行えないという理由から、
世界中で使われるプラットフォームになるため、Proof of Stake (プルーフ・オブ・ステーク)へ移行予定となっています。
web3.0(web3)
分散型のインターネットのこと。
自分のデータを自分で管理できて、プライバシーも守られる新しいインターネットの形。
Google社、Meta社のような大企業にユーザの情報が独占された状態から解放される。
暗号資産(仮想通貨)を使って、個人間でお金の送受信ができたりすることで、
中央集権型企業や仲介業者の中抜きが入らないなどたくさんのメリットがある。
仮想通貨(暗号資産)投資編
投資編から少しレベルがあがってきます。
1回読んで理解できる人は多くないので、焦らず知識をつけていきましょう。
DEX(分散型取引所)
DEX(デックス)はDecentralized Exchangeの略で、日本語で分散型取引所という意味。
中央の管理者が存在せず、ユーザー同士が直接仮想通貨を取引できて、
仮想通貨投資の時間と金銭的コストが抑えられる可能性があります。
UniswapやスSuchiswapなどの人気のDEXは、イーサリアムブロックチェーン上で動いています。
DeFi(分散型投資)
DeFi(ディーファイ)とは、分散型や非中央集権型を意味する「Decentralized」と、
金融を意味する「Finance」を組み合わせた「Decentralized Finance」の略です。
金融機関を介さずに無人で金融取引を行う仕組みで、
ブロックチェーン上に構築された分散型金融システムで投資すること。
ガス代(Gwei)
取引手数料のことです。
ガスは、イーサリアムネットワークを使う時にイーサリアムが求めるETHの数を表します。
ガスの単位は一般的に「Gwei」と表記され、「1Gwei」は「0.000000001イーサリアム」(1ETHの10億分の1)です。
ブロックチェーン上で暗号資産の送金取引を行うとき、取引に必要な計算処理を行ってくれるマイナーに、
支払う手数料がガス代というわけです。
イーサリアムの場合は、マイナーへの手数料と、スマートコントラクト(プログラム)を実行するときの手数料も必要で、
その合計がガス代です。
また悪意あるユーザーがネットワークを攻撃するときには、
ガス代が高くなるようにして、イーサリアムネットワークにセキュリティを守るためにもガス代は役立っています。
ステーキング
暗号資産(仮想通貨)を一定の期間、預け入れることで報酬が得られる仕組み。
ぼくはPancakeSwapで$CAKEをステーキング(預け入れて)して、さらに$CAKEをゲットしています。
APR
Annual Percentage Rate(年換算利回り)の略。
利益が確定した際に、原資(元本)だけをそのまま運用すること。
複利を含まない状態での年間収益率(%)を意味します。
APY
Annual Percentage Yield(年換算利率)の略。
投資によって得た利息を、原資(元本)に追加して資産運用すること。
APYはAPRに比べて高い数値が表示されますが、1日単位での複利運用を前提とした数字になるので注意が必要。
DYOR
Do Your Own Research の略。
「自分で調べて試してね」という意味。
他人の情報を鵜呑みにして、投資して損をしても自己責任です。
NFT編
mint
NFTを新たに作り出すことで、英語の「Minting(鋳造する)」を語源とします。
NFTはスマートコントラクト(条件がそろったら自動実行されるプログラム)によって作られます。
またNFTを発行するとき、一番使われるブロックチェーンはイーサリアムの「ERC721」です。
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