最近話題のWeb3。
Web3とは、分散型インターネットと呼ばれています。
具体的にはユーザのプライバシーと取り戻し、中央集権的な制約から解放された
今よりもっと自由なインターネットのことです。
現在のWeb2.0のインターネットでは、なんでもかんでも会員登録する必要があり、IDとパスワードを発行して、新規登録するときに個人情報入力します。
そして、クレジットカードの情報なども登録し、ユーザのあらゆる情報が企業に預けている状態。
その企業が展開しているサービスを使う対価として、僕らの個人情報を渡して、
それをもとに企業は広告を僕達のスマートフォンやPCに表示させて、「あなたにはこの商品がオススメ!」と言ってくるわけです。
さすがに疲れますよね。
GAFAと呼ばれるビッグIT企業は僕らの個人情報を利用、分析し、パーソナライズされた広告を表示させ、
より多くの回数を広告を表示させユーザが商品を買ったら報酬を支払う。
GAFAからすると僕達は「ユーザ」ではなく「商品」なんですね。
プライバシーはどこにいったのか。。
また、TwitterやYoutubeなどのプラットフォームをもつ企業はユーザを一方的にアカウント停止することができます。
「当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、かつてアメリカの元大統領ドナルド・トランプ氏も
各SNSプラットフォーマーからアカウントを凍結されました。
さすがに過激な発言が多かったとはいえ、大統領だった人のインターネット上での発言権を一方的に奪ってしまっていいのでしょうか?
「中央集権」から解放された、まったく新しいSNSが誕生していますので、ぜひご紹介いたします。
その名も、「bitclout」
bitcloutとは?
一言でいうなら、Web3版のTwitter。
分散型SNSと呼ばれており、少しずつユーザを獲得し始めているプラットフォームで
「クリエイターフレンドリーな」SNSです。
理由は、「クリエイターコイン」機能があり誰でも自分のコインを発行することができ、
フォロワーをカンタンにファン化できるからです。
株のように自分のコインが買われたら価値が上がっていきます。
さらに、クリエイターは自分のコインが買われたら、一定割合(自分で決めれます)の自分のコインが手に入ります。
詳細は後述しますが、将来価値が上がりそうなクリエイターのコインを買っておくと、
コインを売却した時に利益を得ることも出来ちゃいますね。
※本記事は投資、投機のアドバイスではないため、利用する際は必ず自己判断で行ってください。
公式HPのホワイトペーパーには「独自のブロックチェーンを使って作られ、
ユーザに投資ができるソーシャルネットワーク」と説明があります。
ちなみに、「clout」は英語で影響力という意味だそうです。
使い方
できることは以下の通り。
・投稿、リツイート、フォロー、ダイヤモンドをあげる(投げ銭)、投稿にいいね
・クリエイターコインの発行
・DeSoの購入、送金
・BTC、ETHなどの受け取り
ユーザのフォローや投稿
Web3業界では有名なマナブさんのアカウントをフォローしてみました。
基本的にTwitterとやり方は一緒ですが、最初にフォローするとき$DESOを使ってトランザクションが走ります。
フォローをするときにホントに微々たる量ですが決済しています。
「0.000000222DESO」は$DESOが大体5,000円ぐらいですので、計算すると「約0.0011円」ぐらいです(笑)
ものすごーく少量の$DESOで毎回決済しているということですね。
「Allow」ボタン押下で問題ありません。
登録方法
アカウント登録
まずはbitcloutにアクセスしましょう。
アクセスしたら「Sign Up」で登録を開始してみましょう。
bitcloutを使う際にGoogleアカウントと連携する必要がるため、登録したいアカウントで登録作業を行なってください。
上の画面でGoogleアカウントを選択してください。
すると「連携しますよ」というメッセージが出ますのでOKの場合は「Continue」を押下。
Google Driveのデータと連携するため、「連携したくない」という方以外は進みましょう。
ここで要注意なことが1つあります。
「リカバリーフレーズを保存しましょう」と表示されます。
6桁〜12桁ほどの英単語が表示され、Googleアカウントへアクセスできなくなった場合、
リカバリーフレーズを入力することで、bitcloutアカウントを復活することができます。
赤文字で警告があるように、リカバリーフレーズは絶対に誰にも見れらないよう保管しておきましょう。
アカウントが乗っ取られるばかりでなく、bitcloutに資金を入れている場合、すべて盗まれてしまう可能性があります。
ウォレットのシードフレーズを保存する時に、紙に書いて保存する方もいらっしゃるみたいなので、紙で保管もありかもしれません。
おめでとうございます!
ここまで完了したらアカウント開設は完了です。
お疲れ様です、と言いたいですがこの後チュートリアルがあるのでしばらくお付き合いください(笑)
チュートリアルは基本的に案内に従うだけでOKです。
ちなみに、Braveというブラウザでチュートリアルを進めるのはオススメしません。
僕は始めBraveで作業していましたが、
チュートリアルの途中でダイヤモンド(投げ銭)を付与できず先に進めない、
そして、MetamaskからETHを送金しても金額が表示されないなどの不具合がありました。
チュートリアル
ひとまず、アカウント登録おつかれさまでした!
ここからはもう少し先に進んで、アカウント登録後のチュートリアルについて画面付きで解説します。
まずは他のユーザのクリエイターコインを買ってみましょう!
そして、安心してほしいのがチュートリアルのため、実際にお金は減りません。
0円決済するようなものですね。
後ほど、実際に決済する箇所も出てきますが初期登録時に少量の$DESOをもらえるので、
その範囲内で決済してチュートリアルを進めることができます。
まずはオススメに出てきたクリエイターを選んで、クリエイターコインを買ってみてください。
僕は一番上に出てきたアメリカの暗号通貨プラットフォームCoinbaseのCEOブライアン・アームストロング氏のコインを買ってみます。
0USDで、0.000000832ブライアンアームストロングコインを購入します!w
クリエイターコインは、そのクリエイターに投資をするようなもので、コインの価値が変動するので、
もし本気で検討してみたい方は著名人のクリエイターコインを買っておくと良いかもしれないです。
そして、0.00ブライアンアームストロングコインをゲットしました!と表示が出ていますねw
チュートリアルなので、あまり気にせず次はクリエイターコインを売る作業です。
矢印の箇所をクリックしてみてください。
「Corfirm Sell」をクリックで先に進みましょう。
ちなみに、僕が2022年1月時点でチュートリアルを実施しているので、
みなさんが実施するときはチュートリアルの内容が変わっているかもしれません。
先に進むにつれて、$DESOを使ったトランザクションを承認する必要があるかもしないですが、
ごく微量の$DESOのため、アカウント登録時に受け取る$DESOで事足りるはずです。
クリエイターコイン売却が終わったら、次はプロフィールを設定していきましょう。
チュートリアルなので、プロフィール設定が先に来た方が良い気がしますね。
プロフィール設定
画像は好みのものを設定しましょう。
せっかくなので僕は初めて購入したNFT画像をプロフィールにしてみました。
Polygon(MATIC)で買ったので、ガス代も安くNFT自体も600円ほどだったと思います。
まずは、お手頃価格なNFTをOpenseaなどで探してみることをオススメします!
次に、自分のクリエイターコインを購入してみましょう!
bitcloutではみんな自分のコインを発行することができるので、
自分の将来に投資することも可能です。
チュートリアルのため、この辺りは適当に進めて問題ないです。
どういうことができるかだけざっくり把握しておけばOKです。
自分のコイン購入が終わったら、「ダイアモンドをあげる」というチュートリアルに進みましょう。
Twitterの「いいね」機能と似ていますが、投げ銭のような機能にもなっています。
「他ユーザーがあなたのコインに投資することを許可しますか?」という案内が出ています。
問題ない方はそのままOKで進みましょう。
あなたのコインが購入されると、その購入代金の約10%を受け取ることが出来ます!
表示されているダイヤモンドにカーソルを合わせて、ダイヤモンドを上げましょう。
他ユーザーにあげるダイヤモンド(チップ料)は相場が変動するみたいですが、
標準が2ドル程度、ミニマム0.01ドル、最大で200ドル程度をプレゼントすることができます。
ちなみに、僕はこの画面でBraveというブラウザでやっていて、うまく進めなかったので、
Google Cromeなどのブラウザで進める方が無難です。
何かしら承認が必要ときは、この&DESOのトランザクションを許可する必要がありますので、「Allow」を押下しましょう。
チュートリアルも終盤に近づいてきました。
投稿しましょう!ツイートと同じです、Web3への意気込みを投稿してみましょう!
画像や動画なども投稿できるみたいですね。
トランザクション承認で完了です。
お疲れ様でした!僕が実施したときと手順が異なる可能性がありますが、何卒ご了承ください。
Web3の業界はアップデートも頻繁ですから。
$DESOの買い方について
bitcloutでビットコインかETHを使って、$DESOを買うことができます。
「Buy $DESO」をクリックして、METAMASKなどから送りたいウォレットで
bitcloutの受け取り用のアドレスをコピー&ペーストして、送金しましょう。
上記のキャプチャでいうと「Copy」と書いてある左の入力欄「0x」から始まっているアドレスですね。
ETHだと約15分ぐらいかかるかと思います。
仮想通貨の購入はCoincheckや、bitFlyerに登録して購入してみましょう!
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今後普及について
有名VCが投資
BitCloutは、世界でトップクラスのベンチャーキャピタルのセコイアキャピタルや、
アンドリーセンホロウィッツ(a16z)、Coinbase Venturesなどから資金調達しているようです。
参考記事はこちら
資金調達の総額はおよそ200億円とされており、
かなり期待されているといっても過言でないはないかと。
創設者はNader Al-Najiという方で、Basisというステーブルコインを立ち上げた経歴があり、
Basis自体は2018年にシャットダウンしているようです。
Al-Naji氏は、The Blockというクリプト系ニュースサイトにてこう語っています。
Twitter、Facebook、Instagramなどの中央集権的なソーシャルメディアプラットフォームは、
公共の言論をコントロールし、彼らが作成してもいないコンテンツで利益を得ている。
一方、DeSoブロックチェーンは、誰もがソーシャルメディアにアクセスでき、収益化できるようにすることを目的としています。
さらにbitclout上でできることについて、従来のSNSを超える機能を実装していることを次のように説明しています。
$DESOは、プロフィールの作成、投稿の作成、ソーシャルトークンの購入、NFTの購入、「ダイヤモンド」の贈与などに使用できる。
結論として私たちの目的は、デソーブロックチェーン上でできるだけ多くの活動を促進し、コインである$DESOの需要を高めていくことです。
今後の開発予定アプリについて
Al-Naji氏は、自身が代表を務める非営利団体「DeSo Foundation」を立ち上げ、
分散型社会エコシステムの採用を拡大するために資金を活用する予定とのこと。
開発者からNFTアーティスト、小規模なクリエイターとそのソーシャルトークンに至るまで、
すべての人を支援する戦略がDESOには秘められています。
また、100以上のアプリがDeSoブロックチェーン上に構築されているか、構築中のようです。
TwitterのようなソーシャルメディアプラットフォームBitClout、NFTマーケットプレイスPolygram.cc、
ソーシャルトークン交換BitCloutPulse、クラブハウスのようなClubroomsなどがあるとのこと。
DeSoを搭載したアプリは、広告ではなく、お金になる機能をベースにしており、
これらの機能はマネタイズの観点からこれまでのweb2.0の各SNSアプリと比べて,
遥かに効率的になると注目されています。
まとめ
bitocloutについて、いかがだったでしょうか?
GAFAが牛耳っている現代のSNS社会に新しい革命を起こしてくれるかもしれるかもしれません。
ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたの参考になれば幸いです!
まだ仮想通貨を買ったことがない方は、ぜひ下記の記事で買い方を解説しているので、参考にしてみてください。
それでは良いweb3ライフを!